2010/06/03 12:06:44
[取材]こんな向き合い方もある『米雇用統計』
ワクワクしながら世界とつながる六本木の夜
FXプライムが国内最大級のFXコミュニティサイト『みんなの外為(ミンタメ)』のリリースを記念して開催した『雇用統計NIGHT』。200名近いFXユーザーが六本木のカフェで指標発表を見守った。
リアルタイムで解説を聞く雇用統計
相場に最も大きなインパクトを与える経済指標『米雇用統計』だが、例月にも増して2010年5月7日は特別だった。ギリシャショックの直後だったからだ。会場に集まったFXユーザーは、およそ200名。ノートPCを持ち込みトレードをしながら参加する20~30代、資産運用としてのFXユーザーであろうシニア世代と客層は幅広い。
FXプライムのチーフ・ストラテジスト、高野やすのり氏がお馴染みの語り口でユーロ圏の問題、雇用統計の意味を分かりやすく解説。インターバンク・ディーラーの経験が織り込まれたトークに惹き込まれる。印象的だったのは「プロと素人の違いは、勝ち方・負け方の違い」だということ。
高野氏は毎雇用統計発表時にライブでWEBセミナーを開催している。トレードが集中してサーバに負荷がかかる指標発表時にライブのセミナーを実施するのは、サーバに絶対的な自信があるからだという。サービス開始以来、一度もスプレッドが開いた事が無い事もFXプライムのサーバの強さの証明だ。
ライブだから「わかる、面白い、身近になる」
ゲストの前衆議院議員・佐藤ゆかり氏を迎えてのトークセッションは、めったに聞けない貴重な内容となった。
佐藤氏の「経済の構造は変化するもの、過去の踏襲では予測を間違う」という話は、目先のトレードに陥りがちなFXユーザーには刺激的だ。
今後の経済に関するコメントは聞くものを世界経済のうねりへと誘った。佐藤氏の「成長の為にはリスクテイクが必要」「リスクを取らない事を美徳とする世の中ではダメ」という発言は奥が深い。
ともに外資系金融機関の在籍経験者である佐藤氏と高野氏による、アメリカの雇用調整のダイナミックさに関する話題も興味深い。文化的な違いが雇用の変化にも大きく影響しているという、分かっているようで忘れていた側面だ。
指標発表のカウントダウンは、もう一人のゲスト、元サッカー日本代表・前園真聖氏が音頭をとり、リアルタイムのワクワク感が会場にみなぎった。最近FXを始めた前園氏は3カ月で100万円の資金を2倍にするという目標で『みんなの外為』でブログを公開中だ。
指標発表後の高野氏の解説は目の前のスクリーンでリアルタイムの相場を見ながらであるだけに、たいへん興味深いものだった。六本木に居ながらリアルタイムで世界の相場とつながる実感を得た夜だった。
解説付きで米雇用統計発表と向き合う経験は、ニュースを読むのとは異なる実感として相場を身近にしてくれる。次回の雇用統計発表時にはWEBセミナーで高野氏のライブを視聴してみては如何だろう。リアルタイムの臨場感が為替をもっと面白く身近にしてくれるはずだ。
FXプライムの口座を開設(無料)すれば、取引分析機能、リアルタイムの為替情報等々『みんなの外為』の全情報を利用することができる。