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豪ドル利上げで堅調、米ドルは調整局面?…2010/4/6
豪ドル、利上げを手がかりに買い優勢
  • アジア時間の取引では、豪ドルが対米ドル、対円で上昇。豪中銀が0.25%の利上げを実施したことが手掛かりとなった。
  • 市場では、中銀声明どおり、現在の金融政策は正常化へのプロセスにあるとの見方が大勢。引き続き中銀は利上げをにらんでいるとの声が複数上がっている。

ドル93円後半へ反落、利上げで豪ドルしっかり | Reuters

  • (RBA-豪中央銀行は)大方のエコノミストの予想通り、当日の中銀理事会は政策金利をこれまでの4%から25ベーシス・ポイント引上げて4.25%とした。これで過去7か月間で5回、合計125ベーシス・ポイントの政策金利引上げとなった。
  • 「今回の利上げでもローン利率は依然として過去10年の平均以下だということも、国民世帯や企業にとっては何の慰めにもならないし、初めての持ち家購入世帯にとっては厳しいことも理解する。しかし、まだ過去の平均より低い水準だし、強くなっていく経済の現実だ」(ウエイン・スワン財務相)。

連邦銀行、再度利上げ | 25today.com

住宅価格の上昇が悩みというオーストラリア。とうとう金利は4.25%にまで引き上げられた。今年中に5%にまでなるとの予想通りなら、まだまだ上がるという事になる。オーストラリアの利上げで米ドルがつれ高になるとの予想は外れたようだ。米ドルは急伸の後という事情もあるようだ。(編集部)

ドル円は調整局面に入った?
  • 6日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、ややドル売り円買いが優勢となる展開で、一時安値93円85銭の水準まで下落した。
  • 「ドル円取引は調整局面に入ったようだ」(邦銀大手)

ドル、93円台後半=利食い先行で反落 | 時事ドットコム

  • 前日に94.78円と7カ月ぶり高値をつけたドル/円はじり安。心理的な節目となる95円を前に、買いの勢いが一服となったことで、ドル/円やクロス円で利益確定の動きが先行した。
  • 「さすがに上昇が急ピッチ。いったん調整が入ってもおかしくない」(外銀)
  • 前週の米雇用統計発表後に3カ月ぶり高値をつけたユーロは、一時126.05円と朝方の高値から1円を超える下げとなった。「海外勢の利益確定売りが活発」(都銀)だったという。

東京外為市場・15時=ドル93円後半へ反落、利上げで豪ドルしっかり | Reuters

急伸の後は調整を迎えるのが相場の常。結局、ドル/円は米雇用統計発表前の水準に戻って来た。アメリカの出口が見え始め、経済指標発表や要人発言への注目度は高まる。明日未明3:00には米FOMCの議事録が公開される。

国際通貨基金(IMF)のギリシャ金融支援の条件をめぐり、またギリシャ問題はくすぶりを強めているようだ。ユーロのダメージは深い。(編集部)

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