
ギリシャ支援に希望的観測でユーロ上昇…2010/2/10
東京市場、ユーロが今月4日以来の高値圏
- 東京外国為替市場ではユーロが対円、対ドルで今月4日以来の高値水準で推移している。欧州連合(EU)がギリシャの財政赤字問題で支援するとの観測が支援材料となっており、目先はこれまで売っていたユーロを買い戻す動きが続く可能性があるとみられている。
- クロス円を中心とした円売りを背景にドル・円相場は一時、1ドル=90円2銭と4営業日ぶりの水準まで円安が進行。
- この日は中国で1月の貿易収支の発表が予定されており、景気回復を裏付ける内容となれば、投資家のリスク志向の回復を後押し、高金利通貨買い・円売りが強まる可能性もある。
リスク回避一辺倒に変化が起きた。一方に傾いて貯め込まれたエネルギーは小さくなさそう。貯まったエネルギーの放出が激しいのは為替相場の常。冷静さと素早さで勝負したいところ。(編集部)
ギリシャ救済期待によるショートカバーが一服
- (東京市場では)海外市場でのギリシャ救済期待によるリスクのショートカバーが一服しており、ドル/円も90円付近の重さが意識されて上値もみあいになっている。
- 「90円付近では輸出企業の売りが出てきそうだ。東京市場でクリアに上抜くのは難しいのではないか」(国内銀行)
- 「ギリシャ救済で動きが出てきたことは評価できるが、どういう結果になるかは開けてみなければわからない。とりあえずのショートカバーによるポジション調整が一巡しており、次の材料待ちだ」(国内銀行)
ギリシャ支援措置に関する報道が交錯する中、希望的観測がユーロとクロス円を押し上げているようだ。明日には欧州連合(EU)臨時首脳会議が開催される予定。
リスク回避が緩和されたところで気になるのが、注目の豪ドル。今朝発表された豪2月ウエストパック消費者信頼感指数はマイナス。明日に予定されている豪雇用統計発表が今後を占う材料になりそう。
昨日から今日にかけてのトレンドの転換後の未来は大いに気になる。過去の動きを参考にしてみよう。相場予測ツール『ぱっと見テクニカル』の形状比較で豪ドル/円の日足を出してみた。(編集部)
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