豪ドルとNZドルが下落～低インフレ予想を受け…　2009/7/27

豪ドルとNZドルが下落～低インフレ予想を受け

• 米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）のバーナンキ議長が、インフレ率は向こう数年間低水準で推移するとの認識を示したことを受け、高利回り資産への投資意欲が後退した。
• 豪ドル：米ドルに対する年初来上昇率が16％に達し、行き過ぎの可能があるとの見方もマイナス材料。
• ＮＺドル：ＮＺ準備銀行（中央銀行）の金融政策決定会合を30日に控え値下がりした。

（bloomberg 2009/7/27）

• RBA（豪準備銀）がGDP予測を上方修正するのではないか？との観測が聞かれる。次回の金融政策報告は8月7日(10:30）に公表される予定。
• RBNZ（NZ準備銀）は為替介入を行なう権限を政府から独立して有しており、政策合意目標から乖離しない限り、独自の判断で介入を実施する事が可能とされている。

（ひまわり証券マーケット情報　2009/7/25）

カントリーリスクが少なく、資源国・高金利で人気のオセアニア通貨だが、中長期の投資には証拠金余力をたっぷりとっての仕込みが必要だ。NZドルは貿易収支増が必須とあり、現在のレートは高すぎるとの意見もある。（編集部）

南アフリカの外貨建て信用格付け「Baa1」から「A3」に引き上げ

• ムボヴェニSARB（南ア準備銀）総裁：私個人的には利下げは予想していない（6月25日）。
• グマSARB（南ア準備銀）副総裁：8月に1.00％の利下げを実施する可能性は”遠い”（6月25日）。
• 格付け機関ムーディーズが南アフリカの外貨建て信用格付けを「Baa1」から「A3」に引き上げ（16日）たことが引き続きランドをサポート。 米企業決算が強い内容が相次いだことでリスク選好姿勢の高まりから、商品価格が底堅く推移。

（ひまわり証券 週刊カレンシーノート）

今、南アフリカランドは、最も期待されている外貨投資だろう。南アランド投資には、マイナー通貨関連に情報が充実しているFX業者を選ぶことがポイントだ。（編集部）

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