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米GDP(国内総生産)改定値と消費者信頼感指数に注目…2009/11/24
米GDP改定値は速報値を下方修正の見通し
  • 米金融当局が量的緩和措置を継続するとの観測がドルの上値を抑える一方で、この日の米国時間には国内総生産(GDP)改定値の発表を控えて、景気の下振れ警戒感もくすぶっており、ドル売りの動きは限定的となっている。
  • (米国の感謝祭の休暇を前に)「利食い(利益確定のためのユーロ売り・ドル買い)が出やすい」「米GDPの改定値が予想よりも下振れした場合にはポジションのアンワインド(巻き戻し)になりやすい」(ソシエテ・ジェネラル銀行外国為替本部長の斎藤裕司氏)
  • ブルームバーグ・ニュースがまとめた市場予想では、7-9月期のGDP改定値は前期比年率2.9%増加が見込まれており、速報値の3.5%増加から下方修正される見通し。

ドル小動き、米量的緩和の継続観測重し-米GDP下方修正を警戒 | Bloomberg

23日に発表された10月の米中古住宅販売件数が2007年2月以来の高水準を叩き出した。しかし、注意深く見てみれば住宅着工件数・住宅建設許可件数は上昇していない。 今夜は注目度の高い米経済指標発表~22:30に7-9月期のGDP改定値、24:00に11月の消費者信頼感指数~がある。影響度の大きい指標発表時には、資金とポジションを再確認して望みたい。 以下に米消費者信頼感指数の推移のグラフを載せた。ドル安の進行とシンクロして下降しているように見える。(編集部)


出典:TradingEconomics

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